こんばんは。のざわ米店です。
30度を超えるような夏日になったり、急な大雨や急な冷え込み・・・・・
春の天気は気まぐれ・・・ですね。
ゴールデンウイーク明けに立夏となり、あっという間に季節が進んでいきそうです。
5月21日頃を暦では「小満」といいます。
陽気が良くなって、万物の成長する気が次第に長じて天地に満ち始めることから小満といわれています。
21日を迎える前の20日は、ちょうど新月の日となります。
月が満ちて行くように、21日からあらゆる生命が満ち満ちて万物が成長していく時期となります。
そんな最中、どくだみの花が一斉に咲き始めましたね。
こんなに可愛い花なのに、この可哀想な名前は江戸中期頃から使われはじめました。
それまでは「之布岐」しぶきと呼ばれていました。
実はこのどくだみの花は生薬としても重宝されていて、おばあちゃんの知恵袋では、焼酎にどくだみを漬けて、天然由来の「どくだみチンキ」が作れます。
虫除け、痒み止めとして効果があり、化粧水やボディーケアにも良く使われます。
生薬名は「十薬」と言い、十の毒を消すという名前の由来があります。(説)
漢字の「十」のような花の形をしており、生薬名とその由来と見事に調和しています。