中国のお菓子「月餅」

今回レシピをご紹介する白い月餅(氷皮月餅)は、中国の中秋節(または月見節)と関連する伝統的な中国の菓子で、月餅(ムーンケーキ)の一種です。

月餅は、中国や東アジアの文化圏で重要な祭りである中秋節に伴って食べられる伝統的なお菓子で、氷皮月餅は、通常の月餅と異なり、外側がもちもちとした食感で、冷たい状態で食べることができることが特徴です。

中秋節とは、日本の十五夜と同じ意味を持つ中秋節に、丸い満月の形を見立てた物として、月のお供え物にしたり、贈り物にしたりして、家族の円満を祈ります。

今回ご紹介する月餅は、白い皮をもち粉で作り、ちょっとふんわりしたお饅頭のような月餅になります。





<白い月餅の作り方>

材料:
もち粉:50g
米粉:50g
コーンスターチ:20g
砂糖:10g
牛乳:約190ml
なたね油:少量
打ち粉(片栗粉、コーンスターチでも)

1.打ち粉以外の材料を耐熱容器に入れて混ぜ、ふんわりとラップをして電子レンジで2分加熱する。
2.ヘラで混ぜ、もう一度ラップをして、透明になるまで約2分加熱する(透明になっていなかったら1分か2分追加する)
3.型に片栗粉をふり、2の生地を入れて軽く押さえ、ゆっくり取り出す。

※花月暦より



秋の夜は月が綺麗ですし、虫の声も癒しの音楽になります。
心地よい風を感じながら、お月見を楽しむひとときに、中国茶と一緒に月餅を楽しんでみてはいかがでしょうか?





のざわ米店