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おかみのたより夏です!ちょっと気を付けて…


こんにちわ!


連日の酷暑、セミが鳴き止むくらいの気温が続いていますね。
人間も大変ですが、夏場のお米は1年で1番デリケートになる時期です。
いつも以上に、気を付けていただきたいポイントをお伝えします。


●米びつのお掃除を。

新しく購入したお米を米びつに入れる場合は、まず古い米を全て取り出し、容器に付着している米ぬかをキレイにしてから入れてください。

分解清掃できないレバーで測り出すタイプの米びつは、全てのレバーを押して中の米を全て出し、良くはたいた後、手が届く範囲を乾拭きしてください。

米びつをキレイにする事で、新しい米に酸化した米ぬかの臭いや味を付着させるのを防ぎ、米ぬかに寄ってくる性質がある、害虫を防ぐ事にもなります。

掃除をしたら、「唐辛子」や「ニンニク(皮むき)」、市販の米びつ用虫よけ剤などを活用して、虫を寄せ付けないようにします。

唐辛子やニンニクの匂い成分は下に流れます。米の上、もしくは容器の上蓋に張り付けてください。





●半月で食べきって

お米の表面についた米ぬかの油分(こめ油)は、温度が高いと酸化が早まり、独特のぬか臭さや油臭さが出てきます。これが味が落ちる原因となります。

夏場のお米は涼しい場所に保管し、2週間程度で食べきれる分量をお求めください。


●なるべく密閉

お米を風や日光に当ててしまうと、米にヒビが入り、研いだ時に粉々になり、炊き上がったお米がベチャベチャな食感になってしまいます。
冷暗所の保存が理想です。

ジッパー付きの保存袋や清潔なペットボトルに入れ、冷蔵庫で保管すると味が落ちにくく、虫予防もできます。
数日家を留守にする際にもこの方法をとると、より安全です。

冷蔵庫に入れる際には「水濡れ」「匂い移り」にご注意ください。
水分を含んだ米はカビが発生しやすく、強い匂いのもののそばに置くとその匂いを吸ってしまいます。





●夏のお米の炊き方ワンポイント●

暑い夏の夜に米を研いで、朝炊き上がるようにタイマーをかけた場合、水の表面に泡が立つことがあります。

これは水と混ざった米ぬかが発酵した状態で、そのまま炊き上げてしまうと、傷みやすく、おいしくないご飯になってしまいます。

セットする際に氷を数粒入れておくと、温度が上がらずおいしく炊くことができます。
氷は水加減する前に入れて、水が過剰にならないようにしてください。





米屋のざわの精米プラントも定期清掃、点検を、より強化して、夏を乗り越えていきます!

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