6月30日は、夏越ごはんの日。
家族で無病息災を祈りましょう!
こんにちは。のざわ米店です。
お米マイスターのいる米屋では、定期的に「もっとお米を愉しむ 米スタイル」というチラシを配布しています。
今回も素敵な記事が掲載されていましたので、抜粋してご紹介させていただきます。
皆様は夏越ごはんをご存知でしょうか?
夏越ご飯とは雑穀ごはんの上に「茅の輪」をイメージした丸い食材をのせた行事食です。
これは、半年の厄を祓い、残り半年の無病息災を願う行事「夏越の祓」で、神社の鳥居の下や、拝殿の前に設置された茅や藁で作った大きな輪を、8の字を描くように3回くぐり抜ける「茅の輪くぐり」からきています。
雑穀と丸い食材がポイントで、夏野菜を使ったかき揚げを雑穀ご飯に乗せたり、雑穀ご飯をドーム型に盛り、その周りをカレーで彩ったりと・・・レパートリーは無限です。
【雑穀とは】
雑穀・・・「いろんな穀物が入ったヘルシーなお米でしょ?」
そうそう。私も、まずはそう思います。それで正解です。
ですが、米屋としてもう少し厳密にご紹介すると、その穀物には4つの種類があって
・主穀・・・イネ、コムギ、トウモロコシ
・雑穀・・・ヒエ、アワ、キビ
・菽穀・・・大豆、小豆
・擬穀・・・ソバ、アマランサス、キノア
などに分類されます。
今までは、主穀と雑穀が穀物と認識されてきましたが、最近では時代の流れとともに、食文化も変化の波が大きく、雑穀とする範囲が広がってきています。
五穀米、十六穀米などは、これらの雑穀が入ったご飯です。
のざわ米店オンラインショップにもあります!
五穀米十六穀米雑穀だけを炊いて食べるのではなく、白米に混ぜて炊くのが基本です。
キビ、アワ、ヒエには、ミネラルや食物繊維が多く含まれているので、白米だけよりも栄養効果がアップされます。
その他、大麦にはβーグルカンという水溶性の食物繊維が含まれていて、お通じの滑りをよくしてくれます。
また、「セカンドミール効果」があり、食べた時の血糖値を上げにくくするだけでなく、次の食事を取った時の血糖値の上昇も抑えてくれると言われています。
押麦米粒麦もち麦さらに!「黒米」には、ポリフェノールが含まれているので、肌の老化を防ぎ、しみを抑える効果があります。
黒米いろいろお悩みに応じて、白米に雑穀をブレンドしてお召し上がりください。
何を選んだらいいかわからない場合は、お店の方にご来店いただくか、メール、またはお電話にてお気軽にご相談ください。
のざわ米店