こんばんは。のざわ米店です。
気がつけば、もう月末。。。
早いですね。
公園をお散歩していると木々の花がとても美しく、梅や河津桜の白やピンクがとっても可愛くて、ついつい写真をとってしまいます。
また、椿もとっても見頃。
車から眺める家々の庭には、夏みかんや甘夏の実がたわわに実っている光景をよく目にします。
ということで、またまたうっかりと節目のタイミングを逃してしまいましたが、今回は二十四節気の一つである「雨水」についてお話します。
「雨水」とは、2月18日頃にやってくる節気で、その名の通り、春の訪れを告げる「雨」が多く降る季節です。この頃には、冬の間に地中深くに隠れていた昆虫たちが出てきたり、草木が芽吹いたりと、自然界が活発になります。
また、雨水の頃は「水田に水を入れる時期」とも言われています。というのも、この時期には春の米作のための用水を確保するために、田んぼに水を張ることが大切なのです。水は稲が育つ上でとても重要な要素で、たくさんの水があると元気に成長することができます。
具体的には以下のような作業が行われます。
水路の整備
田んぼに水を引くための水路の整備を行います。水路が詰まっていたり、水が流れなかったりすると、田んぼに水が届かなくなってしまいます。そのため、水路の清掃や改修を行い、スムーズな水の流れを確保します。
田んぼの整備
田んぼの土壌を整備し、水を張る前に準備をします。草や雑草を取り除き、土を平らに整えます。また、畦を作り、水路からの水の流れを整えます。
水を張る
水路から水を引き込み、田んぼに水を張ります。最初は少量の水を張り、徐々に水位を上げていきます。水を張ることで、土壌が潤い、稲の根が水分を吸収できるようになります。
田んぼへの水の流れを良くすることで、美味しいお米ができるようになります。米作りの大切な準備の一つとなっています。
今年も美味しいお米作りがスタートします!