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おかみのたより二十四節気 大暑


7月23日

もうすでに真夏に突入していたかのような猛烈な暑さが続く毎日。

二十四節気でいうところの「大暑」に入りました。
1年で一番暑い時期です。

先月あたりまでは水面が見えていた田んぼも、今では稲がすくすく育っていて綺麗な緑色の絨毯が風に靡いており、夏のはじまりの素敵な景色が広がっています。また来月には違った光景が広がり、8月末頃には、「五百川」などの収穫がはじまります。

この時期の生き物たちの成長はとても早く、昨日まで5cm程度の小さくて細かったきゅうりが、翌日にはお化けきゅうりになっていたり、芋虫たちの食欲は一晩で小さな木の葉っぱを食い尽くしてしまうほど活動的で、気が付いたら蛹になっていたりと、若い頃は目に入らなかった光景が、この頃はとても愛しく感じられる。
とても暑い毎日だけど、貴重な光景が毎日どこかで繰り広げられているのを見つけるのがとても楽しい季節です。


夏の暦は、今回の大暑が最後。
来月早々の暦は、信じられませんがもう秋です。

昔はきっと、8月も過ぎれば涼しい風が吹く心地よい夏だったのかもしれませんね。
現代ではこれから過酷な日々が、約1ヶ月続きます。


 

涼しさを感じる工夫



この時期涼しさを感じるには、エアコンや扇風機は必須で、それをしなければ命に関わるような暑さなんですが、室内から外のギラギラの日差しを眺めるだけでも暑い!

そこで、庭にあるちょっとした大きめな葉っぱと、涼しげな色の花を少し摘んで、お水で濡らしたり氷を添えて、ガラスのお皿に可愛く盛り付けてみてください。

視覚的な涼しさを感じることが出来ますよ。

とっても危険な暑さが続きますが、色々工夫して涼しくお過ごしください。

のざわ米店

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