トップページへ戻る

おかみのたより小寒 今年も宜しくお願いします。


ご挨拶が遅くなりました。
今年もどうぞ宜しくお願いいたします。

先週の金曜日6日に、二十四節気では小寒に入りました。

小寒は寒さが厳しくなる頃をいい、毎年1月5日頃〜1月19日頃がちょうど小寒にあたります。

寒さがまだ小さいという意味ですが、寒さが極まる少し手前で、これから本格的な寒さを迎える時期。一年で最も寒い「大寒」に向かっていきます。

小寒の初日を「寒の入り(かんのいり)」といい、小寒と大寒のおよそ30日間(1月6日頃から2月3日頃まで)は「寒」「寒中」「寒の内」と呼ばれる最も寒さの厳しい時期になります。

寒くて動くのが億劫になりがちですが、昔から寒の内に身体を鍛える習わしがあり、「寒稽古」、「寒中水泳」など寒の時期に鍛錬すると心身共に向上するとされたためです。

芸事も、この時期の練習は身につくといわれ、「寒復習(かんざらい)」、「寒声(かんごえ)」、「寒弾き(かんびき)」などと呼ばれています。



また日本には、寒い時期ならではの食文化が多いです。

春の七草のセリ、ナズナ(ぺんぺん草)、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ(カブ)、スズシロ(ダイコン)は、この時期にみずみずしく育ちますので、1月7日に、これらの入った「七草粥」を食べて無病息災を願う風習があります。

続く1月11日には鏡開きをして「鏡餅」をいただき、1月15日の小正月には「小豆粥」を食べます。


昔から、手が切れるほど冷たい「寒の水」は、清らかで霊力もあると考えられ、厳しい寒さで雑菌も繁殖しにくいため長期間腐らないと言われ、汲み置きをして薬や料理に使う家もありました。

そんな寒の水でついた餅を「寒餅」といいます。



そろそろ、のざわ米店でも「寒もち」の予約が始まります。
その際は、また改めてお知らせしますね。

おかみからのお便り 記事一覧へ

配達・配送について贈答用包装についておこめ券取り扱い店