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おかみのたより季節のこと徒然<二十四節気> 芒種 夏至


こんにちは。のざわ米店です。

月末に気がつけば、インスタグラムの方ばかり気にしてブログに何も書いてなかった・・・ビックリ!

梅雨が一瞬で終わってしまい、まだ6月だというのに8月なんじゃないか?っていう酷暑になっています。
ぽつりぽつりとネタにしてきた二十四節気もきっと、今年は参考にならないほど季節が早いです。

それでは6月の二十四節気、芒種と夏至について少し。。。

<芒種>
6/5??6/20



芒種(ぼうしゅ)とは、稲や麦など穂の出る植物の種を蒔く頃のこと。
稲の穂先にある針のような突起を、芒(のぎ)といいます。この頃から、雨空が増えていきます。

6/5-6/9 蟷螂生(かまきりしょうず)
蟷螂って、ちょっと怖い感じの虫ですけど、農作物には手を出さず、害虫を捕まえてくれるありがたい存在です。
その蟷螂たちが卵から誕生する頃を指しています。

6/10-6/15 腐草為螢(くされたるくさほたるとなる)
蛍が飛び交い出す季節。蛍って綺麗な水辺にだけ生息するように思いがちですが、実は草むらで草が蒸れて腐りかけた頃のことを指しています。ちょうど梅雨の真っ只中の頃のことなのです。

6/16-6/20 梅子黄(うめのみきばむ)
梅雨入りと同じくして、梅の実が薄黄色に色づく頃。梅雨という言葉は、梅の実が熟す頃の雨という意味です。黴(カビ)が生えやすい季節なので、「黴雨(ばいう)」と書くこともありました。



<夏至>
6/21??7/6



夏至(げし)とは、一年でいちばん日が長く、夜がみじかくなる頃。気温が上がり、暑さは日に日に増していきますが、日照時間は冬に向かって少しずつ短くなっていきます。

6/21-6/25 乃東枯 (なつかれくさかるる)
冬至の頃に芽を出した「靫草(うつぼぐさ)」が枯れていく頃。色鮮やかな夏の花が開花するという時期に、枯れていく花に思いを寄せた、古人の優しさを感じる言葉です。枯れていく花に向ける想い・・・なんかロマンチックです。

6/26-6/30 菖蒲華 (あやめはなさく)
アヤメが花を咲かせる頃。アヤメが咲くと、梅雨到来といわれていました。ちょうど今頃なんですけどね。。。この期間、今年はすでに梅雨明けしてしまいました。2022年夏恐るべし!

7/1-7/6 半夏生 (はんげしょうず)
農事の節目とされており、田植えを終わらせる頃です。



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